不倫相手と結婚したい時の注意点と具体的な方法

不倫相手との結婚は、相手の家族との兼ね合いもあり簡単にはいかないケースもあります。

独身同士の結婚とは違ってハードルも高くなり、時間がかかってしまうこともあります。

あなたが付き合っている既婚者男性と具体的に結婚を考えている場合には、どのような方法や注意点があるのかご紹介します。

不倫相手と結婚する時の注意点

不倫相手である彼と結婚する場合には、独身同士の結婚と同じようにはいかないことは理解していることでしょう。

不倫からの彼と本当に結婚したいのか、結婚後の生活は具体的に想像できているかというところがポイントになります。

不倫の関係は、「秘密にしている」「いつも日陰の存在」であることから、彼と結婚することになり、それらの不安が解消されることで、安心しきっていませんか？

不倫相手と結婚する場合には、以下の注意点が必要です。

不倫をしていたことを悟られないようにする

周囲の人に不倫をしていたことが悟られないようにすることが大切です。

それは略奪愛が、世間から歓迎される結婚ではないからです。

もしも、彼の両親や親せきが彼とあなたが不倫をしていたことを知らないのであれば、そのことについては悟られないようにふるまうことが大切です。

特に、前妻や子どもとの関係が良好だった場合、あなたと前妻は比較され続ける場合もあります。

彼が前妻と離婚して、子どもを前妻が引き取った場合には、義父母は孫と気軽に会えない場合もあるのです。

「この女のせいで、家庭を壊された」という印象を与えないようにすることが大切です。

不倫相手が冷めないように女性らしく

不倫をする男性は、再婚してから何年か経つと浮気を繰り返す人も少なくありません。

不倫の時には「スリル」「緊張」「ドキドキ」などに高揚していた気持ちが、結婚したら少しずつ慣れてきて、飽きてしまうことも。

また、若くて魅力的な女性が彼の職場に現れたら、また彼が不倫をしてしまうことも考えられるのです。

彼があなたに飽きることなく、女性らしさを保っておくこと、会話を楽しめる女性であることなど常に魅力的な女性であり続ける必要があります。

周囲からの噂に耐えられるようにする

もしも、不倫が他の人にバレていた場合、世間の風当たりはきついものとなります。

そのような噂や陰口に耐えることができますか？

もしも彼との間に子どもができたら、子どもに対しても同じような噂を立てたり陰口を言ったりする人もいるのです。

「不倫からの略奪愛は誰かの不幸の上に成り立っている」ということを肝に銘じ、もしもそのような噂や陰口にあってしまったら、どのようにすればよいか、考えておくようにしましょう。

彼が面会日に子どもや前妻に会う時の気持ちは？

彼が前妻と離婚する時の条件として、子どもとの面会を希望する場合があります。

もし定期的な面会日に彼が前妻や子どもと会って食事をしたり、一緒に過ごしたりすることに耐えられますか？

子どもへの情や前妻への罪悪感もあり、彼が前妻とよりを戻そうとする可能性もあるのです。

面会日に子どもと会うことは、彼にとっても楽しみのひとつとなることでしょう。

「面会日に子どもに会わないで」などという器の小さな女性にはなりたくないもの。

広い気持ちで、彼や彼の子どもを受け入れることができるかどうか、シュミレーションしてみましょう。

相手の家族を考える

不倫をしていた時には、相手の家族のことを考えることはあまりなかったかもしれません。

しかし、略奪婚をする場合には少なくとも「相手の家庭をあなたが理由となって壊してしまっている」という意識が必要です。

彼の家族が不幸にならないように、彼の子どもたちが辛い気持ちにならないように、あなたができることは何か考えてみましょう。

前妻との関係が悪かったとしても、子どもには罪はありません。

略奪愛をして「妻に勝った」というような傲慢な気持ちは捨て、奥さんから彼を譲り受けたという気持ちを持つことや、前妻や子どもたちが幸せになれる方法を彼と一緒に考えるようにすることが大切です。

彼の職場に不倫がばれたら、左遷される可能性もある

不倫をしていたことが職場にバレた場合、彼が左遷されたり、仕事を失ってしまったりする可能性もあります。

不倫を楽しんでいた時にはそれなりに安定していてリッチだった彼が、もしかしたら給料が少なくなり、今までの生活水準を下げなくてはならない局面を迎えることもあります。

あなた自身も不倫が職場にバレた場合には、仕事を失ってしまうかも。

結婚してから社会的な状況や経済状況が変わっても彼を愛し続けることができますか？

彼を本当に信じ切れる？

不倫をしていた男性は、また不倫を繰り返すという法則があるようです。

反対に、前の結婚で妻と上手くいかなくて不倫で本当の恋愛を知り、あなたと一緒になる決意を固めた場合もあります。

もし、彼が残業で仕事から遅く帰る日が続いたり、出張が増えたりした場合、彼を信じ切ることはできますか？

もし、浮気をしていた場合には、彼とどう付き合っていくことができるでしょう。

彼を本当に信じて、受け入れることができるのかよく考えてみましょう。

あなたと一緒になったことを後悔させないために

あなたと秘密の恋をして、本気で結婚を考えている彼に対し、結婚後もあなたのことを愛してもらえる努力を怠ってはいけません。

不倫の時には周囲に反対されるというシチュエーションに酔い、互いに見えなかった部分も結婚すると「こんなはずじゃなかった」と後悔する場合もあります。

彼がずっとあなたのことを愛し続けられるように、あなた自身も自分磨きを怠らないようにしましょう。

不倫相手と結婚するための具体的な方法とは？

互いの気持ちも固まって、本当に結婚しようとする時、不倫の恋の場合には、スムーズに結婚することが難しい問題があります。

こちらでは具体的にご紹介します。

いつ結婚する？結婚のタイミング

不倫で始まった恋を結婚で成就させるためには、前妻と彼との離婚が大前提です。

法律上、男性は離婚すると、すぐ別の女性と結婚することが可能ですが、やはり別れてすぐに他の女性と結婚したとなると、他の人にも不倫をしていたことがすぐに知れ渡ってしまいます。

少しの間冷却期間を置く、周囲が落ち着くまで結婚しないという区切りを持たせることで、不倫をしていた事実を周囲の人に意識させる可能性が低くなります。

前妻との離婚タイミングから、禊の期間として2年くらいが目安とされています。

結婚のタイミングは子どもが大きくなってから

前妻と彼との間に子どもがいる場合、子どもが大きくなってから結婚するというケースもあります。

小さな子どもや思春期の多感な時期に、「父親が不倫をしていて、不倫相手と結婚した」という真実を知ってしまった場合、心に深い傷を残してしまう場合もあります。

二人でしっかりと話し合い、子どもたちが傷つかない方法を考えるのが重要です。

慰謝料や養育費はどうするか

不倫が原因で離婚する場合には、既婚男性である彼とあなたに対し、前妻は慰謝料を請求することができます。

もしもスムーズに別れてほしいと思うなら、前妻の要求を受け入れることが肝要です。

また彼と前妻との間に子どもがいる場合には、養育費を支払う義務が生じます。

もちろん、養育費は彼が負担するものですが、あなたと結婚することで家計が一緒になるため、結局は二人で支払うようになるのです。

他にも住んでいた家のローンがある場合には、そちらも支払いの対象となる場合があります。

こうした経済面で、彼をサポートすることはできますか？

経済的な自立をしておくことで、一緒に払っていくことができるかもしれません。

子どもは引き取る？自分と不倫相手の子どもはどうする？

前妻の生活能力が著しく劣ると裁判所が判断した場合、養育権や親権を彼が持つ場合があります。

つまり、彼が子どもを引き取る可能性もあるということです。

彼の子どもがあなたの家族になった場合、彼とあなたの子どもはどうしますか？

前妻の子どもと自分たちの子どもを同じように愛情を持って育てることはできますか？

自分も既婚者である場合には、家族はどうする？

あなた自身も既婚者である場合には、あなたの家族はどうしますか？

夫と離婚はできそうでしょうか？

また子どもがいる場合には、あなたが親権を持つのか、どうするのか、夫との話し合いはできていますか？

また、自分の両親や兄弟にはどのように不倫のことを話しますか？

彼の家庭と同じく、あなたも自分の家族のことを考えておく必要があります。

不倫の結婚は、なかなか自分の親族にも受け入れてもらえない場合があります。

また既婚者で子どもがいる場合には、彼と家族になることも考えておく、子どもたちにはどう説明するか、納得してもらうまでに時間がかなりかかる場合もあることも念頭に置いておきましょう。

ハードルが高い不倫の結婚！二人でしっかり乗り切って

不倫の結果、結婚する夫婦はいます。

しかし、不倫の恋から解放されて、生活が楽しいのは2~3年という厳しい意見もあり、いかに略奪婚を継続させるのが難しいかということを知る人も少なくありません。

略奪婚で結婚生活が上手くいくのは、互いが「本物の恋愛」をしていた場合です。

自分自身も献身的に夫となる不倫相手を支え続けた場合や、彼が前妻と結婚生活が上手くいっておらず不倫相手の女性と「本物の恋愛」を知った場合です。

不倫の恋は結婚するまでにもさまざまな問題があり、結婚後も互いの信頼関係が構築していないと苦しいものとなるケースもあります。

「本当に彼と結婚して大丈夫？」

「自分の気持ちも変わることがない」

という強い決意と、さまざまな問題に対して、彼としっかりと話し合い互いに手を取り合って乗り越えていくことができれば、長い月日の間に周囲も認めるような結婚生活を送れるようになるのです。