既婚男性が本気になったらどうなる？既婚男性の離婚の兆候

既婚男性が不倫相手と本気で将来を考え始めると、彼の言動に変化が表れます。

それは、彼が口先だけで言う「妻とはいつか別れる」「君が一番だ」などの愛の言葉よりもわかりやすく、そして現実味を帯びた行動をとり始めるからです。

将来を見据えた離婚の前準備を始めた場合、どのような兆候がみられるのでしょうか。

本気の相手だからこそ、自分の相手に対する気持ちだけでなく、実際に行動に移したり、その状況をあなたに伝えて安心させようとしたりします。

こちらでは既婚男性がみせる離婚の兆候を詳しく紹介していきます。

離婚に向けて具体的に動き始める

既婚男性が不倫相手に本気になり、将来を実際に考え始めた場合、やはり現在の妻との関係を清算することを考え始めます。

またあなたとの付き合い方にも変化がみられ、いままでは家族を優先させていた彼が、あなたとの時間を優先させようとするようにもなってくるのです。

不倫相手であった彼女に本気で向き合うためには、どのような方法を取るべきか、自分の気持ちに向き合ったり、物理的な環境を整え始めたりするのです。

妻との財布を分け始める

離婚に向けて、自分の財布や貯金など夫婦のお金にまつわることをきっちりと分けようとし始めます。

財産分与や離婚後の収入や今後の家賃など生活に関わる料金などの支払いについて、具体的に検討するようになるからこそ、妻または彼が名義変更しやすいように分けたり、携帯料金なども各自で支払いができるように、家族割引を個人持ちに変更したりするようになります。

そのため、妻との財布だけでなく、給与や支払い管理もすべて分けられるように通帳も分けるようにし始めるのです。

家庭内別居もしくは、本当に別居する

気持ちが離れている夫婦関係を続けるのは、かなりストレスを感じるものです。

離婚するカップルの実に70％が別居しているというデータもあり、別居することが離婚への第一歩とも言えるかもしれません。

離婚したいと考えた場合には、自分の部屋で過ごすようになったり、妻との生活時間をずらすようになったり、または、実際にどちらかが家を出る別居をしたりするようになります。

別居することで、離婚に向かってゆっくり考えることができる、夫婦喧嘩をするきっかけを減らし冷静になることができるのです。

また別居することで、自分が離婚したのちに住む場所をすっかりと確保することができます。

離婚した後に探すよりも、自分の将来を見据えて別居に踏み切るようになるのです。

家庭の時間より彼女の時間を優先させる

既婚男性と不倫をしていると、週末は会えない、家族の都合を優先することが多かったのではないでしょうか。

離婚を考え始めると、家族といることで辛くなることもありますし、もうすでに心が離れてしまっている場合には、なるべく一緒に過ごす時間を減らしたいとも考え始めるのです。

特に、離婚は結婚の数倍のエネルギーを使うものです。

そのため、あなたに癒しの存在になってほしいと思い、今までは優先できなかった分、向き合いたい、癒してほしいという気持ちになるのです。

あなたの不安にすぐに向き合ってくれる

離婚をすることで、手続きなどで忙しくなり、あなたにも慰謝料を請求される恐れがあることから、彼があなたとの接触を避けようとすることもあるでしょう。

もちろん、事前にそのような話をされていても、待つ身としては不安な気持ちになることも。

あなたが不安になっていることを察知したときには、すぐにあなたへ連絡を取り、会う時間を割いてくれるようになります。

不倫関係である場合には、不安を感じたり、会いたいと言ったりしても、彼があなたのために時間を作ることができないことが多かったはずです。

離婚を視野に入れ、具体的に行動しているからこそ、あなたとの時間やあなたの気持ちを大切にしようとするのです。

離婚が確定するまで、エッチはやめようと言う

今まで体の関係があったとしても、離婚をすることになった場合には、エッチをすることを控えようと言ってくることもあります。

これは、すでに気持ちが離れていて不倫に至ったとしても、体の関係があったことが妻に知られてしまうと不貞行為とみなされることもあり、慰謝料を男性とあなたに請求しようとすることもあるからです。

さらに、万が一離婚調停中に、あなたと彼の間に子どもができてしまった場合には、さらに関係が複雑になってしまうのです。

しっかりと気持ちが通じ合っているのであれば、体の関係を優先させることよりも、彼の気持ちや状況を冷静に見極めることに注力することが大切です。

キスやハグの回数が増える

エッチができないけれど、好きな人の体温を感じることで、お互い精神的に安心することもあるでしょう。

そのため男性側からのキスやハグの回数が増えることもあります。

離婚は精神的に疲れるものだから、あなたに癒してほしいという気持ちがキスやハグという行為につながっているのです。

しっかりと癒してあげることで、彼もあなたと一緒にいることで得られる安心感や癒しを大切にしようと考えるようになるのです。

考え込んだり、ため息をついたりすることが増える

前述しましたが、結婚よりも離婚をする方が何倍も精神的にきついものです。

そのため、家庭のことや子どものこと、様々な書類のことなどを考えこんだり、これからのことを考えるとため息が出てきたりするのです。

彼の辛い気持ちを察するようにして、彼から話し出すようにし、追い打ちをかけるように「離婚するの？」「いつ？」「慰謝料は請求される？」などの無神経な発言をしないようにしましょう。

離婚を考えている発言が増えてくる

彼自身が離婚について明確な発言をしなくても、仕事以外に考えることは離婚のことが大半を占めていることから離婚に関するキーワードをふと発してしまうことがあります。

「弁護士」

「養育費」

「親権、養育権」

「裁判」

「内容証明」

「慰謝料」

などの言葉が出てくる場合には、彼自身が離婚に向けて、実際に情報を集め、弁護士に相談しているケースもあります。

彼自身からの発言として出てきているものは、落ち着いて聞いてあげるようにし、彼が気持ちを落ち着かせることができるように配慮するようにしましょう。

家庭よりも不倫相手を選ぶことで悩みが深くなることも

妻との離婚を検討するだけでなく、離婚をすることで、家族や子どもに会えないことや家庭を捨ててしまう罪悪感などにさいなまれてしまうこともあります。

不倫相手と結婚するということで、対外的に略奪婚をしたという悪いイメージをあなたに与えてしまうことも、彼にとっては申し訳ないと思ってしまう要因なのです。

自分の近い人間関係や家庭との関係が変わってしまうこと、会社や近所などからマイナスなイメージを持たれてしまうこと、そのような好奇のまなざしにあなたをさらしてしまうことなどに、ダメージを受けてしまうこともあるのです。

慰謝料を請求されることももちろんですが、これからの不安などで彼の悩みが大きくなってしまう場合には、まず彼の気持ちを尊重することが大切です。

すぐに入籍、結婚と騒ぎ立てることなく、じっくり時間をかけて、落ち着いてから彼との将来を考えていく方が良いでしょう。

もちろん、ずっと日陰の存在であったことから、早く彼を繋ぎ留めたいと思う気持ちもあるでしょう。

しかし、焦ることなく、彼の気持ちの整理がつくまで癒しの存在であり続けることが、彼にとってかけがえのない存在にもなっていくのです。