既婚者同士で好意を感じるけど何もしないのは何故？両思いの雰囲気はあるのに進展しない・キスまででブレーキする男性心理

気になる既婚男性の彼とはどことなく気が合う、相手も私に対して好意を持っているはず。

でもどんなにいい雰囲気になっても、彼から一歩踏み込んでこない、ブレーキをかけているような素振があるという場合はありませんか？

既婚者の彼が自分を見つめてくる視線には好意があるのに、話しかけると冷たくあしらわれてしまう。

近づいてキスをしそうな場面になっても、距離を取られてしまう。

お互いに好きという気持ちを確認しあっているのに、なかなか体の関係に発展しない。

女性にとっては好きな男性ともっと近づきたい、ステディな関係になりたいと思っているのに、男性側が消極的で踏み込んでこないから、もどかしさを感じてしまいますよね。

既婚男性が不倫をしているのに、体の関係にならなかったり、互いに両思いとわかっていてもそれ以上の関係が望めなかったりする場合、既婚男性ならではの心理が働いている場合があります。

こちらでは既婚男性と両思いになってから、なかなか関係が進展しないと悩んでいる方に、既婚男性の心理や一歩踏み出してもらえる方法を紹介します。

どんな時にブレーキがかかる？既婚男性の深層心理

一線を越えない、既成事実を作りたくない

互いに好意があるとわかっていても妻以外の女性と恋愛をすることは、社会的に許されないと理解しているからこそ、絶対に一線を越えてはいけないと思っていると、女性からのアプローチであっても既婚男性は踏み越えることができません。

ある意味理性的ともいえますが、家庭を壊したくない、現状を変えたくないという気持ちが働いているともいえるでしょう。

一線を越えてしまうことで、相手の女性と秘密を共有する反面、それらがほかの人に知られることも考えているのです。

恋愛とは感情的なものですが、感情に任せて行動することに恐れていたり、大人として感情的に行動することがいけないことだと考えていたりする場合には、気持ちや行動にブレーキがかかるようになります。

つまり両思いであったとしても自分の欲望だけではなく、自分の周囲や社会的な側面、家庭などを優先している、配慮している男性であるということなのです。

離婚するつもりはない、プラトニックな関係で安心したい

恋愛は人生においてスパイスになることがあります。

既婚男性の場合、家庭に不満が大きくない場合に、ほかの女性に心を奪われても安定した今の生活を簡単に手放したいと考える人は少ないもの。

特に不倫関係の場合、夫婦関係が安定していたり、マンネリ化していたりすると、少しだけときめきが欲しくなるという既婚男性もいます。

家庭がホームであるけれど、少し恋愛のおいしいところをつまみたいというのが、こうした男性の心理といっても良いかもしれません。

家庭を壊してまで不倫相手の女性と一緒になるつもりはないけれど、「心が通っている存在の恋人」「若いころの恋愛感情が取り戻せる」「初恋のような関係」など男性の妄想や過去の恋愛を味わうスパイスになるのです。

既婚者でありながら、妻以外の女性に心をときめかせているけれど、やはり生涯の伴侶は今の妻であると考えている場合には、体の関係を結ばずにいようとすることもあります。

大好きだけど、彼女のペースに巻き込まれたくない、これ以上踏み込みたくない

既婚男性が彼女と一線を越えない場合には、彼女がメンヘラである場合も少なくありません。

身体の関係を結ぶことで、彼女に過度な期待を持たせたくない、彼女との関係を既成事実という形を取りたくない、つまりは「彼女との恋愛をあいまいにしたい」という証拠でもあります。

メンヘラの女性はどことなく守ってあげたくなるようなはかなさや危うさを持っています。

人生経験が豊富な男性ほど、メンヘラの女性と体の関係を結ぶことがどれだけ危険な恋愛であるか知っています。

彼女が気になるけれど、踏み込んではいけない一線があることもわかっているので、あえて「体の関係」という既成事実を作らないようにしているのです。

彼女のことが大切だから傷つけたくない

既婚男性が相手の女性のことを本気で好きになったときには「あきらめないといけない」「彼女には幸せになってほしいけれど、自分にはそれができない」というときに、キスをしそうでもやめたり、体の関係になることを拒んだりします。

純粋に彼女のことが好きだけれど、彼女自身のこれからのことを考えると、つい立ち止まってしまうという男性の場合、本気で彼女のことを愛しているから将来的に一緒になれない自分のことを待たせるわけにはいけないと思っているのです。

一時的な感情に任せて彼女と関係を結んでしまうことで、彼女に対して失礼と考えているのです。

彼女と添い遂げるときは、今の妻と離婚をする、社会的な地位を失っても良い覚悟ができてからという真剣な恋愛をしている場合もあります。

一途な男性や不倫でありながらも本気の恋愛をしている男性ほど、相手の将来や女性としての幸せを自分が踏みにじっているのではないかと責任を感じてしまうのです。

そのため両思いだと知っていても、自分から身を引いたり、付き合い始めても体の関係にならないようにしたりするのです。

ほかの人にばれたらまずい！

自分の保身ばかり考えている男性も、簡単に一線を越えようとしない場合もあります。

相手と一緒になることで相手の人生を背負う覚悟もなく、自分の今ある現状を守りたいという気持ちが強い人は、不倫をしていることがほかの人にバレることで、今ある地位や家庭が崩れてしまうことを極度に恐れています。

不倫のことがばれることで、自分が離婚を言い渡され、会社に知られることで仕事がなくなることが想定されるので、一歩踏み出さないようにしているのです。

心が通じ合っていても、一線を越えることで「不貞行為を働いている」という罪悪感にもさいなまれてしまうことも耐えられないと考えている場合には、不倫の相手の女性といい雰囲気になっても一線を踏み越えないように行動しようとします。

既婚男性と両思いになって一線を超えるためのポイントは

まずは信頼を勝ち取る！本気で好き、何があっても秘密は守る

こうした男性の心理の中には「妻への罪悪感」「責任をとれない」「保身」などの心理とともに「人に知られたくない」という気持ちを抱いている人も少なくありません。

まずは彼と絶対的な信頼関係を築くことが大切です。

彼が不安にならないようにすることや、彼とのことを仲の良い人にも絶対に話さないということを彼にわかってもらうことが大切です。

口で「絶対に話さない」というだけでは信用されないかもしれません。

そのためには、あなたの行動からルーズさのようなものをなくしたり、彼との関係がほかの人に知られないように彼側に立った配慮ができるようにしたりする必要があります。

また既婚男性に「彼女を大切にしたい」「彼女を話したくない」と思わせることも大切です。

それはある意味女性側の堅い覚悟といっても良いかもしれません。

• 彼が離婚しなくても関係を続けることができるか
• もしも子どもができても自分ひとりで育てることができるか
• 不倫がばれてしまったときには、自分なりの責任が取れるか
• 不倫が会社に知られたときにも、自分が食べていけるだけのスキルや経済力を持っているか
• 慰謝料請求にも応えられるか

ということです。

経済的、精神的に自立した女性は、自分の秘密の恋について取り乱したりすることもありません。

「恋を楽しむだけ」というスタンスでは弱い

一線を越えようとしない既婚男性をその気にさせるのは、「今は恋愛を楽しみたい」というスタンスでいるのは、彼を突き動かすパワーとしては少し弱いといえるでしょう。

一線を越えたくない理由がある相手に対して「少しだけ体の関係を持ってみたい」という理由は、彼自身の理性で簡単に抑え込めてしまうからです。

それよりも、「彼女と一緒に人生を歩んでみたい」と思わせるくらいの強い動機がないと、不倫に対して及び腰になっている男性をたきつけることは難しいといえるでしょう。

両思いでもプラトニックな関係を好む男性は理性的。彼の理性を凌駕するのがポイント

既婚男性と両思いになっても簡単に関係を持たない男性は良くも悪くも理性が強く働いている男性です。

その場の感情や一時的な雰囲気に流されない強い意志がある男性が多いのです。

彼を本気にさせて、理性を感情が上回るようにするためには、あなた自身が精神的にも経済的にも自立していることが大切です。

「秘密は守るけれど、もしも困ったことがあっても私は大丈夫」というような強い女性でいることで、彼もあなたと別れたくない、もっと関係を強くしたいと思うようになるのです。