不倫関係なのに束縛や嫉妬してくる男性心理

不倫の関係を続けている男性が、あなたの行動を監視する、またはあなたが他の男性と話す、メールをするなど親しくしている姿を見て嫉妬してくることはありませんか？

既婚男性でありながら、まるで自分の妻に対するように嫉妬や束縛をしようとする男性の心理はどのようなものなのかご紹介します。

既婚者男性の束縛は恋愛感情があるからこそ

既婚者男性が束縛したがるのには、あなたに対して恋愛感情を持っているからです。

結婚して妻となった女性は、法的にも彼から離れていくことはありません。

また結婚生活が長くなり、子供がいる場合などは、家族愛に近い感情となり恋愛のようなときめきや不安定感を抱くことはなくなります。

不倫の場合には、「もしかしたら、自分より良い人がいれば他の人と恋愛をしてしまうかもしれない」という感情が根底にあることから、束縛や嫉妬をしようとするのです。

他の男性と会話すると激しく嫉妬するのは自分に自信がないから

女性が仕事などで他の男性と会話をしたり、メールのやり取りをしていたりすると嫉妬してくる既婚男性もいます。

このような男性は、相手が自分より有能で会ったらどうしよう、という気持ちになることもあります。

既婚男性でありながら、嫉妬したり束縛しようとしたりする男性は、自分に自信がない場合も多いのです。

そのため、仕事などで知り合った有能な男性にあなたが取られてしまうのではないかという不安を本能的に感じ取っている場合もあります。

男としてのプライドを保ちたいから

既婚男性なのに不倫をしようとする男性は、自分がモテる、男性として魅力があると思っている人も少なくありません。

あなたとの恋愛を楽しむよりも、自分のプライドを保つために不倫をしたいと思っている人も存在するのです。

そのためには、妻以外で好きだと言ってくれるあなたを手放すわけにはいきません。

妻以外にも自分を認めてくれる存在だから、あなたが他の男性と恋愛をする、自分と別れる、自分を捨てるなどの行為は許されないのです。

また、自分のプライドの矛先は相手の男性との比較に向かうこともあります。

「既婚者なのに、こんなに若くてかわいい女性からもモテている自分」というプライドを誇示したいから、他の男性との接触をすることを嫌がる場合もあるのです。

絶対に一緒に慣れない存在だから

あなたのことをどれだけ愛していても、家庭を壊してしまうことができないと考えていることもあるでしょう。

あなたのことを愛しているけれど、将来絶対に一緒にいられない存在だから手放したくないのです。

そのため、他の男性と接触している姿を見ると、あなたへの嫉妬以外にも、自由に恋愛ができる立場である人にも嫉妬してしまうこともあります。

もしも独身男性が本気であなたのことを好きになってしまったら、自分はきっと別れるしかない、とわかっていて、あなたとの恋愛をもっと楽しみたい、できればそばから話したくないと考えているから、束縛したくなるのです。

恋愛依存体質だから

恋愛に依存しやすいのは一般的に女性に多いイメージですが、男性でも恋愛依存体質の人は少なからず存在しています。

あなたが不倫関係とはいえ、自分と恋愛をしていることで、自分の生活や考え方があなたとの恋愛中心になっているのです。

たとえば、あなたが今どこにいるのか、何をしているのか考えると勝手に不安になる、傍で見ていないと安心できないという人は、恋愛依存体質といえるでしょう。

メールの返信やlineの既読が遅いことに腹を立てたり、すぐに連絡をよこすように強く約束させたりする人は、あなたの行動をすべて把握しておくことで安心します。

あなたの気持ちが自分に向いていることが、彼にとっては安心材料なのです。

このような恋愛依存体質の男性は、あなたが他の男性と話をするだけで嫉妬するだけでなく、あなたが仕事やキャリアを成長させようと勉強していることですら、やめさせようとする可能性もあります。

仕事で連絡が取れなかったことで、不満を漏らしたり、他の男性と一緒にいたのではないかと勝手な想像をしてしまったりすることがあります。

恋愛依存体質の男性は、ストーカーのような行動を取る、またはあなたと別れることでメンタルが崩れてしまう可能性もあります。

あなたが彼に付き合っていけるのであれば、彼の行動を予測して置くことが大切ですが、もし別れたい、他の人との恋愛をしたいという場合には、第三者に入ってもらうことが必要になる場合もあるため注意が必要です。

わがままで臆病な性格だから

既婚男性なのに独身女性を束縛しようとするのは、自分だけを見ていてほしいという願望の表れと、自分から離れさせたくない、捨てられたくないという心理が働いているからです。

既婚男性の恋愛は、許されないもの。

でも独身女性の恋愛は自由なのです。

だから、あなたを束縛することであなたの恋愛の機会を奪いたい、いつまでも自分だけを見ていてほしいと考えているのです。

そして、わがままな男性ほど、自分の妻や彼女をまるで自分の所有物のように扱おうとします。

本来恋愛や結婚は対等な関係であるものですが、わがままで臆病な男性ほど、女性を支配したい、自分の所有物にしたいという願望が強くなります。

そのため、不倫関係にある女性に対しても束縛する、またはスケジュール管理を自分がしようとし、自由を与えたくないのです。

既婚者男性の嫉妬や束縛は許容できるもの？

不倫関係にあり、既婚男性が嫉妬したり、束縛したりすることで、あなたはどのように感じていますか？

あなたと彼との関係が対等であれば、「やめてほしい」と伝えることができ、彼も自分の行動を反省しようとするかもしれません。

しかし、彼があなたを支配しようとしていたり、主従関係のようになっている場合には、恋愛関係において女性側が不利になってしまうケースが多く、トラブルのもとになる場合もあるのです。

好きな男性から束縛、嫉妬されることで愛情を感じている、彼の嫉妬も可愛いものだと考える余裕があるのであれば、彼との関係を上手に構築ができている証拠です。

彼の嫉妬や束縛によって自由がない、自分の行動が制限されるという場合、恋愛関係のバランスが悪く、互いの感情や彼との関係が対等の関係とは呼べないものになってしまっています。

このような恋愛関係のバランスが崩れた状態では、別れを切り出す時や彼との関係を清算したいと考えた時に、大きなトラブルに発展してしまう可能性もあります。

また女性にとって、恋愛を楽しむ自由を奪う権利を彼は奪おうとしているのであれば、それは大きな間違いであるということに気が付く必要があります。

彼からの束縛がきつい、自由がない、ちょっと彼の愛が重いと感じる場合には、深みにはまる前に彼との関係を清算するようにした方が良いかもしれません。

もし彼と別れる時にトラブルになりそうであれば、周囲の人に相談し、場合によっては警察や弁護士を立てることも検討しなくてはならないこともあります。

既婚男性との不倫は対等な関係が構築できているかが大切

既婚男性の嫉妬や束縛は、自己中心的な考えが根底にあると考えられます。

相手を自分だけのものにしたい

自分だけを見ていてほしい

彼女のすべてを自分が把握したい

など、自分に家庭がありながら、他の女性の自由を奪おうとしていることもあるのです。

ちょっとした嫉妬や束縛は不倫であっても恋愛のスパイスとなることもあるでしょう。

しかし彼が本気で嫉妬をしている、束縛しようと考えている場合には、彼との関係を見直す必要があるのです。