不倫中の彼が「会いたい」「愛している」と言わない男性心理

女性はいつだって好きな人から「愛している」「好きだ」「会いたい」って言って欲しい。

けれど不倫をしている彼からなかなか「愛している」「好きだ」と言ってもらえなくて悩んでいませんか？

不倫の恋における「愛している」や「好きだ」「会いたい」の言葉は、独身男性の恋愛とは意味合いが違ってきます。

こちらでは不倫相手の彼が「好き」「愛している」「会いたい」という言葉を言わないのはどうしてなのか、男性心理を交えてご紹介します。

不倫の恋の場合、「愛している」「好き」の意味合いが違う

不倫をしている既婚男性が「愛している」や「好き」を言う時には、不倫の恋という非日常を味わいたい場合に使うことが多いです。

もちろん本当に相手のことが好きで言う場合もありますが、ほとんどは言わない場合が多いものです。

特に日本男性は妻や恋人にも頻繁に「会いたい」「好き」などの自分の言葉を日常的に表現する人は少ないものですよね。

不倫という非日常を味わう不倫においては、「会いたい」「好き」は、本当に気持ちを表現しているものではない場合があるのです。

女性の機嫌を損ねないため、または非日常的な恋愛に酔いしれているから「好き」「会いたい」などを言う場合が多いことを知っておきましょう。

特にエッチの最中に言う「愛している」「好き」という言葉は、どちらかというと本音よりも、非日常的な状況に酔っている可能性の方が高いでしょう。

不倫男性の「会いたい」「好き」「愛している」などの言葉は簡単に信用しないことが大切です。

しかし、既婚男性の気持ちが本気であっても、簡単に「好き」「会いたい」「愛している」などの言葉を出さない人も既婚者には多く存在します。

彼のことが好きになればなるほど、「愛している」「好き」と言って欲しいと思うのは当然のこと。

自分ばかりが「会いたい」と言っているのではないかと悩んでいる人には「好き」「愛している」「会いたい」と言えない男性心理も考慮してみてくださいね。

責任を持てないから

既婚者男性は、あなたのことをどれだけ好きだとしても、本妻がいる身であることから、あなたの気持ちを受け入れて責任を取ることができないと思っているからです。

「愛している」「好き」という自分の気持ちを伝えても、相手の気持ちを束縛する、または相手との将来を考えられることができない状況なので、軽々しく口にできないのです。

「好き」「愛している」と既婚男性から口にしてしまうと、不倫相手の女性から「じゃあ奥さんと別れて」「いつになったら結婚できるの？」と迫られることも、恐怖に感じている場合もあります。

大人の男性になればなるほど、自分の言葉に責任を持とうと考えます。

自分の発した言葉の先について責任が取れないことがわかっているから、簡単に自分の気持ちを言葉に出せないのが本音なのです。

本気だけれど、相手の将来を思って

既婚男性もあなたに対して本気なのだけど、自分から「会いたい」「好き」などの恋愛感情を出さない場合もあります。

本気だけど、自分には家族があるから、簡単に一緒になれないことがわかっているので、いつかあなたがもっと好きな人ができたら身を引く覚悟があって、言わない可能性もあります。

自分の幸せよりも、相手の幸せを考えていたいから、あえて自分の気持ちを封印している可能性もあるのです。

自分の都合で呼び出すのが悪いから

恋愛は本気になればなるほど、自分の都合に合わせてばかりいることに申し訳なさを感じてしまうものです。

特に既婚男性の場合、不倫がばれないようにする場合に、平日の昼間や夜の短い時間だけしか逢瀬を重ねることができません。

自分の家族やプライベートを優先させているからこそ、既婚男性から「会いたい」という言葉を出せずにいるのです。

本妻がいる立場だから、安っぽい愛はささやけない

既婚男性が不倫をしている場合、「愛している」「好き」などの言葉が、安っぽく感じてしまうことを知っています。

それは、本妻がいるからです。

本妻とも恋愛中や結婚して間もない頃に、「愛している」「好き」という言葉をささやいていたはずなのに、今は他の人と恋愛をしている自分に対し「情けない」や「こんなはずじゃなかった」という気持ち、また本妻に対する罪悪感もあり、相手に言葉を伝えることができないという場合もあります。

また、エッチの最中に「愛している」「好き」などの言葉を遣うことも、本当の愛の告白ではないと知っているのです。

不倫の愛を本当の愛と思っているなら、なおさら簡単に「愛している」「好き」の言葉を伝えないという人もいるのです。

このような男性の場合には、「妻より先に会いたかった」「ずっと待っていてもらえるかな？」など別の言葉で気持ちを伝えようとする場合があります。

本気だからこそ、簡単に口にできない言葉もあるのです。

あくまでも不倫の関係だから

中には割り切った関係として、女性と不倫を繰り返している男性もいます。

このような男性の場合、女性を本気にさせると面倒だから、あえて「愛している」「好き」という言葉を遣わないようにするケースもあります。

体だけの関係を求めている、または他に自分のタイプの女性がいたら、そちらに乗り換えたいと思っている男性の場合、言葉で相手を束縛させたくないと思っています。

不倫の恋愛を期間限定の恋として楽しみたい場合には、相手を本気にさせる言葉を伝えたくないと思っている可能性があります。

不倫の恋は、ちょっとした言葉もニュアンスが違ってくる

不倫の恋をしていると、相手が自分の気持ちをどのくらい真剣に受け止めているか不安になってしまいますよね。

相手がどのくらい本気がどうか、相手の行動から探ってみることで「あえて言わない」心理がわかってきます。

彼が本気だけれど、あなたの将来を考えているのか、期間限定の恋や非日常を楽しんでいるのか、あなたとの関係によって、「適当な言葉は言えない」のか「相手を本気にさせたくない」のか知ることができるのです。

彼があなたと本気で将来一緒になりたいなら、きっと妻との離婚について考えているでしょう。

また、相手があなたから身を引こうと考えているなら「いい男探せよ」「妻よりも先に会いたかった」と言うこともあるでしょう。

期間限定の恋を楽しんでいるなら、他にも同じように不倫をしていたという話を見聞きしたり、感じ取ったりすることもあるでしょう。

不倫の関係は、独身同士の恋とは違って、心の駆け引きや相手の本気度がわからないことも多く、不安になってしまうのです。

相手から「愛している」「好き」「会いたい」と言われないなら

相手からあなたに対する愛情表現である「愛している」「好き」「会いたい」の言葉が出てこなくて、モヤモヤしているなら、まず彼との関係が将来どうなっていくのかを考えてみましょう。

このまま彼との関係を続けていくことで、あなたと彼の関係が変わりそうな気配があるのか。

既婚者の彼があなたに振り向きそうな可能性はあるのか。

あなた自身が彼と一緒になりたいと思っているのか。

大人の男性と付き合うことが楽しいだけなのか。

もし、もっとハイスペックな男性が目の前に現れたらどうするか。

さまざまなシチュエーションを考えて、彼との関係がどのように変化していくのか、想像してみることで、彼への気持ちを再認識することができますよ。

まずはいま「会いたい」という気持ちを優先させることだけでなく、「彼との将来をどうするか」をしっかりと考えて、彼の行動と心理を見分けることで、彼が「会いたい」「愛している」「好き」などの言葉をどうして言わないのかを考えてみることが大切です。