先生を好きになる人の特徴や心理

学校の先生や習い事の先生にあこがれたり、気になったりするのはどうしてなのでしょうか？

同世代の男性より、年上の先生が好きという人は大人へのあこがれという単純な理由だけではない魅力を感じている場合があります。

始めて教えてもらうことや、丁寧なフォローで、好意を寄せてしまうこともあるでしょう。

なぜか先生ばかりを好きになってしまうという人もいますが、そのような人の特徴や心理はどのようなものなのでしょうか？

先生を好きになる人には環境的な要因が大きく作用する

学校や習い事の先生ばかりを好きになる人は、学校や習い事という毎日通う環境が大きく作用しています。

また先生から「教わる」立場になる生徒は受動的であることから、相手の言うことを受け入れやすい心理に陥りやすいということも作用され、恋愛感情がわきやすい存在といえるでしょう。

具体的にはどのような心理や特徴があるのかご紹介します。

学校に通うため接触回数が多い

学校や習い事をしていると、毎日もしくは決まった日にそこに通います。

授業を受けることで、その先生との接触回数が多いことや授業中に先生に注目をすることから、接触回数が増えがちです。

接触回数が多い異性には必然的に好意を抱きやすくなります。

同じ曲を繰り返して耳にすることで好きになる、またはテレビでよく見るタレントに好意を抱きやすいのもこの接触回数によるものです。

先生とは、学校に行くたびに必ず会えるため、接触回数が増え、好感度も上がるのです。

学校なら毎日、習い事であれば定期的に会うことができることから、「行ったら会える」という安心感も恋愛しやすい心理にも作用します。

初めてのことを教えてくれるから

先生という立場の人は初めてのことを教えてくれる存在です。

初めてのことを教えてもらうと人はその人に対して好意を抱くことが多いです。

特に初めてのことには不安や緊張を伴います。

初めてのことを近い距離で教えてもらうことや、わからないことをフォローしてもらうことで恋愛感情を抱きやすくなるといえるでしょう。

大人の男性へのあこがれ

先生という立場の人は、スーツや落ち着いたファッションに身を包んでいることが多いものです。

このような落ち着いた服装をしている人を見ることがない生徒は、その大人の雰囲気に既に恋心を抱いてしまうこともあります。

また、先生は若い生徒や初心者の人にも、落ち着いてやさしい口調でフォローされると思わずその先生を好きになってしまうということもあるのです。

「教えてもらう」「フォローしてもらう」という行為は、人によっては父性にも感じることがあります。

安心感や不安や疑問を解消してくれる存在であることから、同年代の男性には感じない父性に疑似恋愛してしまうこともあるのです。

先生という立場は年齢が自分たちより上であることから、落ち着いた雰囲気や経験値が豊富であることから、同世代にはない魅力を感じてしまうこともあります。

そのような大人の男性であることを意識することで、先生に恋をしてしまうのです。

父性にあこがれがある

自分の家庭で、父親や兄に過保護なほど大切に育ててもらった人や反対に父親の十分な愛情を感じることなく育った経験がある人は、年上の男性や先生など「教えてくれる人」「自分の困ったことをすぐに解決してくれる人」にあこがれを持ちやすいです。

同年代の男性は友達感覚になりすぎて、幼く見えてしまうことから年齢の離れている先生や知識や経験豊富な男性に惹かれる傾向があるのです。

先生は生徒を守ってくれる存在であることから、助けられた、フォローされた、叱られたなどの父性を感じる行動に恋心を抱いてしまうことも。

安心できる存在や落ち着いている雰囲気なども父性を感じる要因になるでしょう。

好きになってはいけない禁断の恋だから燃える

先生と生徒の恋愛はほとんどの学校やスクールで禁止されています。

風紀の乱れや場合によっては処罰対象になることから、生徒との恋愛を禁止していることが多いのです。

また他の生徒との公平を保つ意味でも、生徒と先生の恋愛は禁止されていることが多いです。

このような禁断の関係は、人とは違う特別感や先生と自分との秘密の共有というシチュエーションから、さらに恋愛感情がたかぶってしまうこともあるのです。

「ダメと禁止されるほどつい手を出してみたくなる」

「誰にも知られてはいけない恋愛」

「先生と自分だけしか知らない世界」

など、自分だけが体験している特別な恋愛は、より一層燃え上がるものです。

こうした禁断の関係は、「卒業するまでは一線を越えない」「周りに知られないようにする」などの制約も伴い、その期間に耐えしのぶ関係となるため、より一層恋愛感情がたかぶるのです。

さらに、先生と両想いになった場合には、先生に憧れている女性は数多い中で、自分だけ先生を独占できることから、他の女性との競争に勝ったという高揚感も手伝います。

多数のライバルから先生のハートを射止めた「勝ち組」であることは、優越感を抱くこともできることから、余計に先生との恋愛にはまってしまうのです。

自分のことを考えてくれる大人の存在だから

学校の勉強や習い事で質問をした時に、すぐに答えてくれる先生は頼もしい存在です。

特に進路や学習の悩みなどを相談した時に、親身になって考えてくれる場合、親近感とともに「自分のことを真剣に考えてくれる人」と思い、好きになってしまうこともあるでしょう。

知らないことに答えを出したり、一緒に考えてくれたりする姿から、親近感だけではなくいわば刷り込みのような心理も生まれやすいといえるでしょう。

単なるあこがれや勘違いということも

先生と生徒の関係は、生徒からの好意や恋愛感情を抱きやすい関係でもあります。

近くにいる大人の男性であることや、初めてのことを教えてもらうという期待や緊張感、自分の疑問に答えてくれる安心感など、頻繁に接する機会が多いことも重なり恋愛感情を抱きやすいのです。

大人になり、時間がたつことで、その当時を振り返ってみると「単なるあこがれだった」ということもよく聞く話です。

学生である場合には社会人として様々な年齢の男性と仕事をするうえで、似たような経験をし、同世代の男性が成熟してくることで、興味の範囲が変わってくることもあります。

今は先生ばかりを好きになってしまうという人も、自分自身が成長し、様々な経験を積むことで、自分に合った男性と本当の恋愛をするようになるのです。

先生を好きになる人には独特の特徴や心理がある

先生を好きになる人は、その先生と会う頻度や親密度合いだけでなく、自分より大人の男性というシチュエーションによって、疑似恋愛をしてしまうこともあります。

自分の知らない世界を広げてくれる先生に毎日、または決まった曜日に会うことで、より一層好きになってしまうのです。

「好きになってはいけない人」「恋愛はご法度」という禁断の関係である先生と生徒であることも恋愛しやすい立場といえるでしょう。

先生を好きになると、お互いの立場を守るため、恋愛関係を公言することができず、過多老いもいの場合も卒業するまで自分の気持ちを封印しなくてはなりません。

そのような禁欲的な状態にあることから、より好きになったり、恋愛感情が高まったりすることがあるのです。

先生を好きになるのは、学生時代にはよくあることです。

人を好きになることは、自分の成長にもつながりますが、大人になってみるとその恋愛感情は本当に恋愛だったのか、あこがれだったのかがはっきりしてきます。

先生と生徒という関係だからこそ生まれる、疑似恋愛体験のようになっている可能性もあることを覚えておき、一時期の感情に流されすぎないようにしましょう。