好きだけど別れる既婚者…もう会わないと決めて本当は好きだけど辛い別れを選ぶ男性心理

お互いに好きなのに別れを決意する不倫カップルも多く存在します。

既婚者であっても、それぞれ理由があって好きな人と別れなくてはならない場合もありますし、男性側の「もうそろそろ潮時…」と思う不倫関係ならではの心理も働きます。

別れるタイミングだけではなく、不倫相手の彼女のこと、自分のこれからのことなど、互いの状況や環境変化による心変わりなども理由として考えられますが、今まで好きだった不倫相手と別れるためには、人生においてもターニングポイントを迎えていることも少なくありません。

こちらでは、本当は好きだけれど別れを切り出す既婚男性の心理や別れ方について紹介します。

既婚男性との別れの予感を感じ取っている人や、すでに別れを切り出されて辛い思いをしている人は参考にしてみてくださいね。

「好きだけれど別れよう」という男性心理

妻や会社に彼女との関係を知られそう

不倫関係の長短にかかわらず、秘密の恋愛は知られると困るということが多いもの。

秘密が知られることで、経済的、社会的にも不利益を被ってしまう可能性もあるのが不倫なのです。

特に家族や妻、会社に不倫をしていることが知られることは、双方にとってマイナスになることも少なくありません。

妻に不倫をしていることが知られると、離婚はもちろん婚姻関係を継続するためには自分自身が妻や家族との関係が悪くなることも考えられます。

離婚となると、自分の財産分与や養育費の問題に加え、不倫の場合には慰謝料を請求されることもあります。

将来の経済的な不安や、離婚理由が不倫であることが周囲に知られることでさまざまな人との関係性が悪くなることを懸念して、不倫相手に別れを切り出すことがあるのです。

また、会社に不倫をしていることを知られることで、「誠実さがない」「だらしない」という評価を受けることも少なくありません。

特に社内での不倫関係の場合には、人間関係のトラブルやハラスメントにも受け取られてしまうこともありますよね。

不倫をしていることが理由になって、左遷されてしまうことを恐れている場合もあります。

自分の保身や環境変化、社会的な評価のことを考えて、不倫関係を清算したいと言い出す場合もあるのです。

彼女がトラブルに巻き込まれそう

「旦那が不倫をしているのでは」と疑って、妻があなたのことを知った時に、どのような行動をするのか予測がつかない場合もあります。

妻がストーカーのようになるタイプの女性の場合、不倫相手のあなたに危害を加える可能性も考えられます。

ネガティブな感情を持ちやすい妻の場合、多額の費用を慰謝料として請求したり、あなたの家族や所属している会社などに不倫をしていることを吹聴したり、近所に住んでいる場合には、近所中に噂を広めたり…とあなたに復讐をしたいと考えることも予測されます。

不倫が原因であなたにさまざまなトラブルに巻き込まれることを懸念している場合には、既婚男性から別れを告げることもあるのです。

彼女の年齢やライフプランを考えると一緒にいられない

女性にとって20代から30代の女性は、ライフステージも大きく変化します。

あなたが結婚や出産、子育てなど、ライフプランを考えている場合には、「彼女の将来設計を一緒に歩んでいくことはできない」と考えることもあるでしょう。

「いつまで待たせても、自分が彼女と一緒に生きていくことができない」

「彼女を待たせているうちに女性として華やかな時代を無駄に過ごさせてしまう」

という自責の念から、不倫関係を解消しようとすることもあるのです。

これ以上一緒にいると自分自身がまずいことになりそう

不倫相手が好きでたまらない、でも離婚するつもりもないという優柔不断な男性の場合にも、「これ以上一緒にいても、彼女も自分も不幸になる」と考えてしまい、別れを告げる場合もあります。

反対に、離婚がばれることで自分に不利益が被られそうという場合には保身のために、不倫関係にピリオドを打つことも。

また、あなたがメンヘラ気質で、恋愛に没頭するタイプの女性である場合には、いつか彼女が自分に対して危害を加えたり、ストーカーになって自分や家族に危害を加えたりする可能性があると考えることもあります。

家族の節目がタイミングになる

日本男性が不倫に走りやすいタイミングとして妻の妊娠期間中が挙げられます。

男性は妻が妊娠しても、自分自身の環境に変化がないので「父親になる」という自覚を持ちにくいものです。

しかし妻が出産したとたん、「自分の父親としてしっかりしなくては」「子どもに恥ずかしい姿を見せたくない」と考えることもあるのです。

反対に子どもが成人して独立した瞬間に妻と二人の生活が始まることから、不倫をしにくくなる環境になり、不倫を清算することも。

妻や親が病気になるなど、自分自身も介護をすることになり、自分の人生を見直し不倫を辞めようと思うこともあるのです。

既婚男性が切り出す不倫相手との別れ方

君のことが大切だからもう別れたい

あなたとの不倫が本気である場合にも相手のことを思いやった言葉を使って別れを切り出すことがありますが、円満に別れたい、あと腐れない別れ方を望んでいるという場合にも、「君のことを考えている」という言葉を使うこともあります。

別れたらもめそう、トラブルになりそうと思っている時にも「君のことが大切だから」という言葉を使うことがあるのです。

君のそばにいるのは自分じゃない

あなたのライフプランを真剣に考えた時に、自分が一緒にいてあげることができない場合には「ずっとそばにいたかったけれど、それができない」というような言葉を使うことがあります。

自分の人生を見直したい時や、相手のことを真剣に考えている時に少し冷たく聞こえるかもしれない「そばにいてあげられない」という言葉を使う可能性もあるのです。

自分自身の人生を偽りなく生きていきたい

妊娠や出産、介護、大切な人の死など、既婚男性を取り巻くライフステージが大きく変わった時に、不倫をしている自分について客観的に考えることもあります。

「こんな風に妻や家族をだまして生きていてよいのか」

「彼女の人生の大切な時間をうばっていないか」

など真剣に考えるようになると、結婚をしているのに不倫をしている自分の存在について気が付かされてしまうのです。

一見、利己的で冷たい言葉のように感じるのですが、自分自身どう生きていたいか、彼自身の環境が変わった時に言う場合には、真剣に自分の人生について考えている場合もあります。

反対に、不倫相手であるあなたの意志や感情を無視して使うこともあるので、彼の性格や状況を加味して別れの言葉をとらえる必要があります。

妻が勘付いたから、まずいことになる

一刻も早く不倫を清算したいと考えている場合には、「妻にバレた」ということで、関係を清算することも少なくありません。

本当に妻にバレている場合、家庭が円満になることは少ないので、別れた後に彼の表情を観察することでそれが嘘がどうかわかることもあります。

本当に妻にバレている場合には、彼は家に帰るとストレスになるので暗い表情をしているはずですが、嘘をついている場合には、表情が晴れやかになっているはず。

晴れやかな表情をしている場合には、あなたとの関係を清算したかったという以外にもほかに不倫相手ができた可能性もあります。

不倫相手が別れを切り出す時には彼を変えるきっかけがあることも

はっきりと不倫相手が別れを切り出す時には、「今変わりたい」「これでおしまいにしたい」という強い意志が感じられる時です。

マンネリ化した関係を変えたいというよりも、彼の考え方や不倫関係を清算させる状況の変化があった場合が多いように思います。

相手のことを好きと思う間に関係を解消する方が、憎しみあったり喧嘩別れになったりするよりも、彼との恋愛を美しい思い出として昇華しやすくなりますよ。