略奪婚で後悔した人の末路

略奪婚をして、後悔したり、本当にこのまま幸せが続くのか、不安になったりすることもあるでしょう。

こちらでは、略奪婚をした人がどうなっていったのか、その末路についてみていきましょう。

略奪婚は幸せになれるのか？

昨今、芸能人の不倫や略奪婚などのニュースに対して、世間では厳しい意見が向けられることが多いです。

もちろんそのような逆境にあっても幸せになる場合もありますが、中傷されたり、仕事を干されたりして、ネガティブなイメージが付くことが多いように思います。

周囲の反対を押し切り、相手の女性や家庭を傷つけてまで成就させた恋ですが、結局こんなはずではなかったと思ったり、失敗したと思ったりすることもあるのです。

略奪婚をして、どのようなことがおきてしまったのでしょうか。

略奪婚をしたため仕事を追われた！

略奪婚をしたため、仕事を失ってしまうケースもあります。

例えば、彼が元妻の縁故で就職していた場合や、自分と彼が同じ社内で略奪婚をした場合、社内で噂になり、どちらか片方が、または両人が退職を勧められるケースもあるでしょう。

不倫や略奪婚は一般的に印象が悪いだけでなく、その人柄を信用できないと感じることも多いため、会社内では閑職に追いやられる、または退職を余儀なくされる場合も少なくありません。

社会通念上、信用できない人を所属させていることは、企業にとっても取引会社へのイメージダウンになることもあります。

ある程度仕事を長く続けていた、仕事の評価が高かった、楽しく仕事をしていたなど、愛着のある職場や、給料が高い職場で本人は辞めたくない場合であっても、なんとなく居づらい雰囲気になるのは致し方ないことでしょう。

略奪したことによる借金や養育費、慰謝料など経済的な負担

略奪婚した場合、元妻から慰謝料が請求されるケースがあります。

この場合、夫にも略奪した側にも請求されることがあります。

そのため、彼を略奪婚で手に入れることで、彼と自分の両方の慰謝料をはらわなくてはならないことも出てくるでしょう。

また、彼と元妻との間に子どもがいた場合、養育費の支払いをしなくてはなりません。

この養育費は子どもが将来にわたってまで支払う義務があり、子どもが高校卒業するまでか、大学を卒業するまでかによって期間か異なりますが、いずれにせよ子どもの将来ために療育費を長い期間支払い続ける必要があるのです。

また、慰謝料と含め、元妻とその子どもの住む家を明け渡す場合もあります。

その場合、自分が住んでいなくても、住宅ローンを彼が支払い続けることが離婚の条件になっていれば、ローンを完済するまで支払い続けなくてはなりません。

結婚して生計を同一にしている場合は、彼が払うことになっている慰謝料や養育費も同じお財布から出すため、結婚と同時に多額の借金を一緒に支払っていくことになるのです。

他に元妻と彼が購入した車などもローンを支払わなくてはならないケースもあるでしょう。

略奪婚をした場合、こうした金銭的な問題が生じやすいことで、情熱的だった結婚当初も、金銭面で現実的になり、急に愛が覚めてしまうこともあるのです。

略奪婚したが、彼が「だめんず」だった！

略奪婚をした相手が結婚してから、実は生活力がない、家庭的でない、女遊びが好き、金遣いが荒いなど「だめんず」であることに気が付くこともあります。

略奪婚するまでの不倫関係であるときに、甘い言葉をかけてくれていた彼は、実は女好きだったということが判明するかもしれません。

高級なブランド品をプレゼントしてくれていたけれど、貯金もなく、金遣いが荒く、銀行や消費者金融から借金があったということがわかり、苦労することもあるかもしれません。

または、家庭に関心がなく、「釣った魚にエサをやらない」タイプで、結婚してから自分に興味を持たなくなることもあるかもしれません。

もしかしたら、前妻はこうしたダメなところを知っていて、略奪する前から愛想をつかしていたのかもしれないですよね。

また、不倫で盛り上がっている時には、「なんとしても、彼といっしょになりたい」「この人しかいない」という強い気持ちになり、相手の良いところをフォーカスしてみてしまいがちです。

結婚したのちに、生活を共にし始めて気が付くことが増えていきます。そして彼の本当の姿が見えてくることもあるかもしれません。

略奪婚で人間関係が微妙になった

略奪婚をすることで、彼の子どもを引き取って養育することもあるかもしれません。

彼の子どもであっても、自分の気持ちが追い付かず、母性が湧かないこともあります。

血のつながっていない子どもを養育することは簡単なことではありません。

自分自身が子どもを育てることがわからず、食事や子どもの生活面などのサポートがうまくできないこともあります。

また、彼の子どももまた、お父さんからお母さんを盗った、お母さんを追い出したという気持ちを持つ場合もあり、自分になついてくれないこともあるでしょう。

また、略奪婚によって傷ついた子どもの心のケアも簡単にはいきません。

しかも、原因が略奪婚で自分にある場合、傷ついて、心を閉ざしている子どもと信頼関係を築くことは並大抵のことではできません。

例え、なついてくれなくても愛情を注ぎ続けることができる人もいるかもしれませんが、自分と彼との間に赤ちゃんができた時に、同じように愛情を注ぐことができるでしょうか？

子連れの男性と略奪婚した場合、この連れ子と彼との間にできた子どもへの差別などがあったり、最悪の場合には、連れ子をいじめたり、虐待をしてしまうこともあるのです。

傷ついている彼の連れ子は、もし自分が分け隔てなく育てていても、血のつながった子どもへの嫉妬を感じ、ちょっとしたことで敏感に傷ついてしまい、親子関係を構築することが難しいこともあります。

また、略奪婚をした場合、彼の両親や兄弟も自分のことを良く思わないことも少なくないでしょう。

言葉に出して直接自分のことを悪く言わなくても、どことなく、ぎくしゃくした居心地の悪さを感じたり、前妻と比較されたりして、すぐに自分の良さをわかってもらえるようにならない場合もあります。

また、彼の友人や自分の友達のなかには、略奪婚をよしとしない信条の人もいるため、人間関係が複雑になり、中には疎遠になる人もあるでしょう。

略奪婚をすることで、結婚後の人間関係だけでなく、それまでの人間関係にも亀裂が入る場合もあることを知っておきましょう。

因果応報？略奪婚をしたのに、別れてしまう

略奪婚をした場合に、付きまとう言葉が「因果応報」という言葉です。

人のモノ（夫）を盗ったから、盗られるということが略奪婚の場合、よくあります。

彼自身も不倫やスリルのある恋に燃え上がることが好きな場合もあります。

そのため、不倫から結婚した場合に、恋愛感情が落ち着いてくることに耐えられず、またほかの人に気持ちを寄せてしまうことがあるかもしれません。

また、そうしたことがなくても、自分の中に「また不倫してしまうのでは？」「外の女性に盗られてしまうのでは？」と不安になり、相手のことが信じられなくなることもあるでしょう。

そうした気持ちが、相手の行動に疑いの目を向けてしまい、PCやスマホのメールを見てしまったり、相手の行動を監視しようと、必要以上に束縛してしまったりすることもあるでしょう。

自分のそうした行動や疑う気持ちに気が付いて、彼の気持ちが冷めたり、結局別れてしまったりすることもあるのです。

略奪婚は幸せになれず、後悔することもある！

いかがでしたか？

略奪婚をして、後悔している人の末路は、厳しく寂しいものであることがわかりますよね。

略奪婚をするまでは、絶対幸せになると決めていても、仕事や経済面、人間関係などの間接的な要因とまた、自分自身の心の持ちようで、不幸になってしまうことが多いのではないでしょうか。