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異性に恋愛感情が抱けない、興味が全くない、自分の体と性に違和感を覚えているという方や性同一性障害を疑っている方に、病院に行かなくても、コッソリと自己判断できる「性同一性障害診断テスト」を紹介します。
誰かになかなか相談できない悩みだからこそ、自分である程度判断してみたいという方もいらっしゃるでしょう。
本格的に病院に行く前に、ある程度自覚を持つことで、カウンセリングや診断の判断材料にもしやすくなりますよ。
本当の性を知ることで、楽になることもあるので、一人で悩んでいないでまず試してみてください。
性同一性診断テスト！あてはまるものはいくつある？
子供のころから威勢の友達と遊ぶことが多かった
小さいころから同性よりも異性の男の子たちと○○レンジャーごっこやボール遊びをして遊んでいたという経験がありませんか？
反対に女の子と一緒におままごとや人形遊びなどをしても、つまらなかったという記憶はありますか？
男の子ばかりの環境なら仕方ありませんが、同世代に女の子もいて一緒に遊べる環境にあったにもかかわらず、男の子とばかり遊んでいたというのであれば、幼い時の性認識が男性であったとも考えられます。
スカートが履きたくない、履けない
小さいころからスカートやワンピース、フリルやレースといった女性らしいデザインの服を好まず、ズボンとTシャツが好きだった。
さらに、女の子らしい服を用意されていてもあえて着ようとしなかったということはありませんか。
思春期になって同性の友達と一緒にいるのが苦痛
思春期になると女の子は、みんなと一緒に行動しようとする傾向が高くなります。
性同一性障害の人は、女性同士の集団行動になじめず、一人でいることや行動することを好みます。
胸の膨らみなんかいらない！女性らしい体形になるのが耐えられない
思春期になると、体つきが丸みを帯びてくるので、胸が膨らんだり、腰回りが丸くなってきます。
こうした体の変化が嫌で、「胸の膨らみ」は、いらない、女性らしいくびれはいらないと思うことはありませんでしたか？
また生理になった時に、自分の体に嫌悪感を抱くことはありませんでしたか？
生理が来ることで自分の体が女性になっていく様を知り、嫌悪感や絶望感を覚えることもあったかもしれません。
性同一性障害の人が最も自分の性について考えざるを得ないのが、思春期ともいわれています。
変わっていく自分の体と、本当の性のギャップに苦しむ時期ともいえるでしょう。
制服を着るのが苦痛。男性の制服を着たいと思う
学生時代に制服がスカートである場合、リボンやセーラー襟、スカートをはくことが嫌だったということはありませんか？
下にジャージやスパッツを履いても、女子学生の制服を着ること自体が苦痛で耐えられない、できればズボンのある制服が着たいと思う人もいるかもしれません。
制服を着ることで自分のアイデンティティを損なうような苦しさを抱えて、学校に投稿したくないとすら考える人もいるかもしれません。
恋愛話が苦手！好きな異性の話には参加したくない
子供時代と違い中学生から高校生以降は、女性同士で好きな異性の話で盛り上がることもあります。
しかし性同一性障害の人にとって恋愛の話や好きな人の話を振られることは苦痛なので、そのような会話をしている場合、そっと会話の輪から離れることもあります。
自分の恋愛対象が男性ではないかも
好きな人が女性である
という話は、カムアウトになるうえ、偏見や好奇の視線にさらされることから、自分から進んでしたいという気持ちにはなりにくいものです。
そのような気持ちもあり、つい異性の話や恋愛の話については避けて過ごすようになります。
同性にどう見られているのか気になる
性同一性障害の人にとって、同性の女性は恋愛対象になります。
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そのため、同性からの目線は性的な目線だと誤解したり、自分が変わっているという偏見の目で見られていないかと気にしたりすることもあるのです。
「かっこいい」と思われていたかったり、「もしかしてレズビアン？」と思われていないかと心配したりすることがあるのです。
恋愛対象が女性だ
恋愛の対象がいつも女性になることから、性同一性障害やレズビアンかもしれないと思っている人も少なくないかもしれません。
レズビアンの人は性同一性障害とイコールではありません。
自分の体の性を受け入れながら、同性を愛する人もいます。
性同一性障害の人は体と心の性が異なるので、自分の体の性を受け入れることはありません。
同性とのスキンシップがドキドキする
更衣室や温泉などで、女性の体を見たり、友達がさりげなく腕を触ったり手をつないできた時にドキドキすることはありませんか？
女性同士で仲良くなるとスキンシップをする人も少なくありません。
親愛の証で軽くスキンシップされたことにも、反応してしまう場合もあるので、慌ててしまったり、変に距離をとってしまったりすることもあるのです。
男性らしい服装を好むようになる
大学生や社会人になると、自分の服装を自由に選べるようになります。
女性らしい格好よりも、どちらかというと男性的な格好をすることが増え、そうした格好をすることで気持ちが落ち着くこともあります。
髪型も短く短髪にしたり、メイクなどもしなくなったりすることもあるのです。
自分の行動が女性らしくないといわれる、男性らしく振る舞いたい
行動そのものに男性らしさが加わって、重いものを率先して持とうとしたり、メカニックなことを担当しようとしたり、女性に対してエスコートするような行動をとろうとします。
反対に「お茶くみ」「受付」のような補佐的な仕事や、男性に対して女性らしく振る舞うよりも、むしろ男性と仲間になったように感じることもあるのです。
あなたが性同一性障害であることを隠している場合には、そうした行動を不思議がられたり、偏見の目で見られたりすることもあります。
中には、カムアウトして成功する人もいますが、まだ日本では性同一性障害に対しての周囲の理解が難しい傾向にあり、受け入れてもらえない場合も少なくありません。
LGBTのコミュニティに参加すると安心する
一人で性同一性障害の悩みを抱えていると、心が苦しくなったり、自己否定をしたりすることも少なくありません。
同じ悩みを持つコミュニティやSNSに参加することで、気持ちが落ち着くこともあります。
SNSの中にはLGBTへの集会に参加できるものは、恋人を募集する出会い系のものもあります。
またLGBTや性マイノリティの人に向けた民間の相談窓口を設けているブログやNPOのSNSなども存在するので、一人で悩んでいる場合や、病院に行くのをためらっている場合には、相談してみても良いかもしれません。
自己診断の結果を踏まえて自分のこれからを考えてみて
「ほかの女性と何か違う」「自分の体が自分のものではない感じがする」など、性同一性障害の方はノンケの人とは感じ方が違う場合があります。
幼少期から悩んでいたり、思春期に辛い経験をしたりする人もいることから、なかなか人には話せない、かといって病院に行くのはハードルが高いという方もいらっしゃるかもしれません。
こちらの自己診断で、どことなく自分の行動や考え方が性同一性障害の人と近い場合には、前述したNPO法人に相談してみたり、カウンセリングを受けてみたりすることで、自分の辛さを履き出せるようになりますよ。
もちろん病院に行って、ホルモン治療や手術などになると少し大がかりですし、体を変えてしまうことに対しては慎重になることもあるでしょう。
専門家に相談してみることで、自分がこれからどう生きていくのか考えるきっかけになることもありますので、テストの結果も参考にしてみてくださいね。
