妻に愛情がない夫の行動と離婚したい夫が取る行動

夫婦関係が最近うまくいっていない

もしかしたら夫婦関係はもう破綻しているかも

と思っていませんか？

夫婦関係は早めに手を打つことで、離婚を回避することが出来ます。

こちらでは妻には愛情がない夫の行動や離婚を考えている夫が取る行動について紹介します。

夫婦関係を修復したいと考えている方は参考にしてみてください。

妻に愛情がなくなると距離を取りたがる！関心がなくなる

夫が妻に関心がなくなると、まず最初に距離を取ろうとします。

スキンシップや会話を避けるようになったり、妻への関心が著しくなくなったりするので、「最近、何だか冷たい」「そういえばずっと話していない」と感じたら、愛情がなくなった証拠と考えてもよいかもしれません。

具体的に紹介するので、あなたの夫の様子はどうかチェックしてみてください。

パーソナルスペースに入らせなくなる

男性のパーソナルスペースは前後に広く、横には狭い傾向があります。

今まで、夫の背後からハグをしたり、横にくっつくように立ったりしてみてください。

夫がそっと離れる、または「くっつくなよ」などと言って距離を取ってくる場合、あなたに対する心の距離も離れていると思ってよいでしょう。

パーソナルスペースは、心を許している人が入ってくることは気に留めませんが、気に入らない、愛情がないと感じている人が入ってくる場合には、それとなく一定距離を保とうとします。

夫に近寄っても離れてしまう、一緒のベッドで眠ることを拒もうとする場合には、愛情が薄くなっている証拠かもしれません。

最近、顔を見て会話している？「後で」「興味ない」は無関心の証拠

二人でいる時に、顔を見て会話をしていますか？

目を見てもそらされる

話題を振っても「俺には関係ない」「興味がない」

という場合には、あなた自身に関心が低くなっている可能性があります。

あなたの体調が悪い、不機嫌というネガティブな時以外にも、「嬉しい」「楽しい」というポジティブな雰囲気に対しても関心がない場合には、彼はあなた自身がどのような状況であっても、自分に関係がない、無関心な状態になっていると考えられます。

もともと口下手な人や感情表現が下手な人であっても、最低限あなたが「体調が悪い」と訴えた場合、何かしらの世話を焼こうとするはずです。

あなたの体調が悪い時に、仕事で忙しい場合は百歩譲って仕方ないとしても、彼が自分の遊びなど「生活のために必要ではない」用事を優先させようとする場合には、あなたに関心がない以上に、妻にかかわりたくないと思っている可能性があるのです。

会話の相槌が適当すぎる場合には、疲れている時と無関心の場合の二通りがある

あなたが夫に対して、話題を振っても「ああ」とか「うん」とかなんとなく適当な相槌を打たれることはありませんか？

相槌が適当になっている場合には、

①話題がつまらない

②仕事で疲れている

③あなた自身に関心がない

という3つの理由が考えられます。

①の話題がつまらない場合には、夫が好む話題や夫婦共通で関心のある話題を提供することで、夫が興味を示してくれる場合があります。

ワイドショーやご近所の噂話よりも、夫の趣味など興味の引く内容の話をしてみると反応してくれるはずです。

②の仕事で疲れている場合には、休日や元気な時には会話に乗ってくるので、まるっきりあなたに関心がないというわけではないでしょう。

元気な時の様子や、いたわりの言葉をかけることで、相手もあなたに関心を寄せるようになります。

③のあなた自身に関心がない場合には、適当な相槌を打ち続けていて話を全く聞いていないので、不意に「○○を買ってもいい？」「私も浮気しようかな」など、こちらも適当な話を振ってみるとよいかもしれません。

話を聞いていたら「駄目だよ」「馬鹿言うんじゃない」など、きちんと話に突っ込んでくるはず。

適当な相槌なら「いいよ」とか「うん」とか、会話が成立しない相槌が返ってきます。

遅くなる日も連絡なし！予定を教えてもらえない

仕事で遅くなる日や飲み会がある日など、同じ家に住んでいる家族として予定を確認しあうことがあるはず。

「今日は遅くなる？」

「遅くなるなら連絡して」

など、予定を確認したり、連絡をするように伝えたりしていても、妻に愛情がない夫は、自分の予定を伝えることはありません。

夫の帰りが遅くなっても「遅くなる」という簡単なメールやlineすら、よこさなくなります。

自分の予定を伝えないのは「干渉してほしくない」「予定を知られたくない」という気持ちの表れと思ってもよいかもしれません。

さらに妻に関心がなくなると、妻の予定も知ろうとしなくなります。

夫の仕事が休みの時に妻が出かけても「どこに行くの？」「誰と出かけるの？」などと聞かなくなりますし、飲み会で遅くなっても「何時に帰る？」など、予定を聞かなくなります。

男女の関係を超えた家族という存在であっても、同じ家に住んでいる以上、遅く家に帰る、どこに行っているのかわからない場合には、心配したり、怒ったりするものです。

妻に関心がない場合には、「どこで何をしている」「誰といる」ことにも興味がなくなるのです。

妻の家族にも関心を持たなくなる

結婚とは、二人だけの問題ではなく、互いの親や兄弟との付き合いがあるものです。

妻に関心がなくなると、夫が妻の両親や兄弟の悪口を言ったり、慶弔事を面倒だという態度を取ったりするようになります。

妻の両親への悪口は、聞かされる妻もつらいものです。

また妻の実家の慶弔事は、大人のマナーとして避けて通れないものですし、特に弔事の場合、妻も悲しんでいることから、一緒に寄り添いたいと思うもの。

それらを面倒がったりすることは、妻の両親に「夫婦円満である」という上辺だけのアピールをする気遣いすらもないということなのです。

妻に無関心だから感情すらわかない

妻に関心がなくなると、夫は妻に対しての感情がわかなくなります。

愛情だけではなく、妻に喜ばしいことがあっても、一緒に喜ぶことはなくなり、反対に妻が浮気をしている可能性を感じていても腹を立てることもなくなります。

妻に対して感情を揺さぶられることがなくなるので、良くも悪くもフラットでいることが多くなります。

愛情がなくなったかもしれない夫とはどう過ごす？

あからさまに「嫌い」「離婚してほしい」と夫が言ってくるのであれば、すんなり離婚の選択肢を受け入れることも出来るかもしれませんが、無関心な態度を取る場合には、こちらから離婚を切り出すタイミングや関係修復をするのも難しい場合もあります。

愛情がなくなった夫とはどのように付き合うと良いのでしょうか？

相手の気持ちを確かめる行動よりも自分で自立する準備をしよう

専業主婦やパートタイムなどで働いている場合、離婚や別居をすると女性が一人で生活するのに経済的な不安があるものです。

相手との別居や離婚を切り出す前に、まず自分一人で生きていける準備をしておきましょう。

正社員の仕事や特技を生かしてフリーランスとして働くことで、まずは扶養から外れることを検討します。

夫が不倫をしていないか、確認する

もしも夫がほかの女性と付き合っていると、妻を女性として見られなくなった、または妻よりもほかの女性に関心が高くなっているから、妻の事をなおざりにしているという場合があります。

通常、不倫をしている男性は、妻にばれないように行動します。

それは、男性が不倫関係は一時的な遊びと考えている人も多く、不倫が原因で慰謝料を請求されたり、離婚されたりすることで、男性自身も社会的、経済的にも不都合が生じるからです。

もし夫の不倫が原因で、夫が妻に関心が低くなっていることが考えられる場合には、不倫の証拠となる、レシート、メールのやり取りなどを記録として残しておきましょう。

女性らしさを失っていないか、最近の自分を振り返ってみよう

夫が妻に関心がなくなる原因の一つとして、妻が女性らしくなくなったということを挙げる男性もいます。

例えば、いつも髪の毛がぼさぼさになっている

おしゃれに関心がなくなった

脱毛や肌の手入れをしなくなった

など、結婚前とは違う妻の姿に幻滅している場合もあります。

小さなお子さんがいる場合には、妻は育児と家事に追われて、自分の身の回りに気を配る余裕がないのも現実です。

しかし時には美容院に行って、ヘアスタイルを整える、外出する時にはおしゃれを楽しむという余裕を持つことも大切です。

お子さんを両親や兄弟にみてもらえる環境があるなら、独身時代を思い出して、短い時間でも二人で過ごすようにしてみるのも良いかもしれません。

また専業主婦になって、収入がなくなったから、自分の身の回りにかけるお金が無くなったという場合もあるでしょう。

その場合には、ドラッグストアやファストファッションなど、あまりお金をかけない範囲で、いつもよりもおしゃれをする時間も持つようにしてみることもおすすめします。

お金をかけないで、自分磨きをする方法はたくさんありますよ。

共通の話題作りや趣味を探ろう

夫が妻に関心がなくなる原因の一つに、会話のずれや興味のフィールドが違うということも考えられます。

まずは夫が何に関心があるか、観察してみましょう。

夫の趣味に付き合ってみることで、会話が増えることもよくあることです。

体を動かすのが好きな夫なら、ジムや筋トレをすることで、夫からアドバイスを引き出すことも出来ます。

テレビや映画が好きな夫なら、おすすめの作品について聞いたり観たりすることで、夫と共通の話題を得ることが出来ます。

何をしても無関心なら、愛情が冷めているか確認してみて

もともと夫が不器用な人や無口なタイプなら、妻に対する愛情表現を言葉や態度に出せないだけなのかもしれません。

そのようなタイプの夫の場合、

妻側から言葉で伝えてほしい

自分の考えていることをくみ取って言ってほしい

と思っていることもあります。

無口な夫や、感情表現が下手な場合には、妻自身が相手の気持ちを代弁したりすることも大切です。

本当に妻に対して本当に無関心な場合「言いたくない」「君には関係がない」と言われます。

夫の性格を見極めて判断するようにすることで、本当に愛情がないのか、確認することが出来ます。

冷却期間を取ることも大切

妻に無関心になっている夫に「すぐ離婚したい」と思っていても、冷却期間を持つことも大切です。

もしかしたら仕事が忙しいだけなのかもしれませんし、軽い浮気に走っているだけで、いつかは妻のもとに帰るつもり、なのかもしれません。

夫が本気で関心がないかどうかを見極めるための冷却期間を少し設けることで、妻側も気持ちの整理をする時間を取ることが出来ます。

冷却期間中には、

• 自分は夫との関係性を今後どうしたいのか
• 万が一離婚した場合、親権や財産分与はどうするのか
• 夫が不倫をしている場合には、証拠を集める
• 自分自身が経済的に自立出来るかどうか

など、これからの将来について考えていく必要があります。

夫が無関心なのは何か理由があるのか、それとも愛情が全く無くなったのか見極めて、離婚をするか、関係修復をしていくのか考える期間を設けるようにしましょう。

離婚をしてから「夫は私に本当に愛情がなかったわけじゃなかった」という後悔を生まないためにも、感情的に行動せず、現状と自分の将来を冷静に見極めるようにしていきましょう。